From Death to Morning

 と、特殊ED……。4話のEDを軽々と越えてくる…。

 

アニメBANANA FISH5話、感想です。

 

あまりにもつらくないですか?あのED。

夜逃げ前にふさわしく、密やかな夕暮れ。セピアみたいな静かさ。マックスに、ケープ・コッドへ行くと言われて「なんで…」と呟いたアッシュは迷子の子供のようだった。故郷に帰りたくなさそうな顔。ひとり屋上で座るアッシュを映したとき、EDの曲もサビになって。それまでBGMとして流れていた曲がちゃんとED然とする。代わりに、アクターとしてのアッシュと、NYの街並みは背景と化す。美しい…。

そして、アッシュは涙を流して悲しむのだ。なんて、なんて人間くさいんだろう。この子は本当にただの17歳の男の子なのだ。前半であんなに強かに、グリフが亡くなってしおらしいふりをして周りを欺いていたアッシュが、ひとり夕暮れの中で涙を流す。兄さん、と呼びかける。オレンジの世界。

かなり余韻を残すEDで、観終わった後はしばらく何も自分の中に取り込みたくなかった。

 

 

では感想ですが。

今週も英二がかわいい。ソファで犬のようにこちらに向かってくる英二、刑務所から出てきたアッシュに微笑みかける英二。車を運転する直前息を吐く英二、アッシュに年上なんだろ?と言われて恥じる英二。一緒にいていいんだね?!というときの英二の小首を傾げた顔は、あまりにもかわいすぎてテレビの画面を写真に撮ってしまった。寝起きの英ちゃん、さすがに上半身裸ではなかった…。残念なようなホッとしたような。漫画で裸の寝起きシーンを見たときは面食らったから…。そして!英ちゃんの「BANG!」が見れて本当によかった!やってほしかったシーンなので嬉しい。あの少し古臭い感じが良いのだ。また野島さんの少年と青年の間のような声が素晴らしい。

 

毎回毎回、ショーターがかっこよさを更新してくる。「俺だってカッコいいとこ見せたいからな」と言ったとき、シ、ショーター…!!!と複雑な感情がないまぜになった雄叫びが出た。英二を後ろから抱えて敵を撃つショーター、河に飛び込むとき英二を抱きとめるショーター。英二が棒高跳びの話をするときに小首をかしげたり、河から上がって犬のように水飛沫を飛ばすショーター、可愛いです。

正直、アッシュと英二とショーターが三人で絆を深めていくところを見るたびに、この先のことを想って苦しくなる。もうやめてくれ…、これ以上仲良くなるな…、別れがつらい。

 

他、ちょっとした感想も備忘録的に書いておく。

マーディア姉さんが美しい。中華BGMが良い。おっさん達のコメディチックな感じもテンポと緩急がついて良い。え、英二姫…!?あとアッシュが河に飛び込むシーン、美しかった。

 

 

という感じで、キャラクターへの感情が爆発してしまったが、ストーリーについて。今回は「これは自分の問題だ」がキーワードでしたね。それぞれがそれぞれの理由で、行動を共にしていく。こうしてひとつひとつの運命が絡み合っていく。まるで予定調和のように。

 

EDのあまりもの余韻に、何もできず、6話視聴後の感想となってしまった。

 

 

死より明日へ